石清水八幡宮
石清水八幡宮
いわしみずはちまんぐう
御本殿2棟を含む御本社10棟並び棟札3枚が平成28年2月に国宝へと指定されました。
古代に成立した荘厳な社殿形式が保持され、尚且つ近世的な装飾が施された神社建築として、高い価値を有していることが評価されました。
国宝について
明治初年の「神仏分離」によって多くの文化財が失われましたが、現在も多数の貴重な文化財を所有されています。
その歴史を紐解くことで先人の思いと知恵を受け継いで今に活かし、そして次の世代に繋げるため研究所を設置し、文化財の研究や修復作業などに取り組まれています。
文化財について
創建以来社号に「石清水」が使われていましたが、明治の初めに官幣大社に列せられた際に、「男山八幡宮」と改称されました。
大正7年には由緒深い社号であるため、再び「石清水八幡宮」と改称されました。
【御祭神】
・御本殿中央に応神天皇(おうじんてんのう)(第15代)[誉田別尊(ほんだわけのみこと)とも呼ばれます]
・西に比咩大神(ひめおおかみ)[多紀理毘賣命(たぎりびめのみこと)と市寸島姫命(いちきしまひめのみこと)、多岐津比賣命(たぎつひめのみこと)の三女神です]
・東に神功皇后(じんぐうこうごう)[息長帯比賣命(おきながたらしひめのみこと)とも呼ばれます]
御本殿に上記の三座の神様たちがお祀りされ、総称して八幡三所大神(八幡大神)様と呼ばれています。
「やわたのはちまんさん」の名で親しまれる石清水八幡宮は、木津川・宇治川・桂川の三川が合流し淀川となる地点を挟んで天王山と対峙する位置の男山に鎮座しています。
男山は京都市街からみて裏鬼門(南西の方角)の位置にあり、鬼門(北東の方角)に位置する比叡山延暦寺とともに都を守護し、国家を鎮護してきました。
日本を平和と繁栄に導いてきた神として多くの人々に敬われ、八幡大神様を祀る神社は全国に数多くあります。
平安時代始めに南都大安寺の僧である行教和尚が、大分県の宇佐八幡宮にこもり日夜熱祷を捧げ、八幡大神様の「吾れ都近き男山の峯に移座して国家を鎮護せん」との託宣を受け、男山の峯に御神霊を奉安したのが石清水八幡宮の起源だそうです。
そして朝廷が860年に、同所に八幡造の社殿(六宇の宝殿)を造営し、4月3日に御遷座されました。
清和天皇の嫡流である源氏一門は八幡大神様を氏神として尊崇し、源義家は石清水八幡宮で元服し自らを「八幡太郎義家」と名乗りました。
以来八幡大神様は、国家鎮護や厄除開運、必勝・弓矢の神として信仰を受け、とりわけ厄除信仰の歴史が古いため、全国屈指の厄除の神社として多くの人々が参拝に訪れます。
営業日 | |
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営業時間 | 開閉門時間:6時~18時 授与所開設時間:9時~18時 ※年末年始は変動致します |
料金 | 自由参拝:無料 昇殿参拝:11時と14時に神職の御本社案内付き参拝 初穂料1.000円 ※12/31~2/3は休止しております |
支払い方法 | |
定休日 | 無し |
電話番号 | 075-981-3001 |
住所 | 〒614-8588 京都府八幡市八幡高坊30 |
駐車場 | 普通車は500円、大型バスは1,000円(9:00~16:00) |
駐輪場(自転車バイク) | 近隣に石清水八幡宮駅自転車駐輪場があります |
アクセス | ・京都方面より 京都駅から近鉄電車「丹波橋駅」あるいはJR「東福寺駅」のりかえ 京阪電車「石清水八幡宮駅」下車、⇒参道ケーブル「八幡宮口駅」~「八幡宮山上駅」下車徒歩5分 ・大阪方面より 地下鉄御堂筋線「淀屋橋駅」あるいはJR環状線「京橋駅」からそれぞれ連絡のりかえにて 京阪電車「石清水八幡宮駅」下車、⇒参道ケーブル「八幡宮口駅」~「八幡宮山上駅」下車徒歩5分 |
所要時間 | 約1時間半 |
エレベータ有無 | なし |
エスカレータ有無 | なし |
バリアフリー有無 | なし |
授乳室有無 | なし |
トイレ情報 | 洋式(ウォシュレット)、車いす、オムツ替えシート、ベビーチェア、トイレットペーパーあり |
階段 | 多い(ケーブルカーで登れます。山頂に駐車場があります。) |
飲食店 | あり |
飲食物の持ち込み | 境内での飲食不可 |
自動販売機 | あり |
お土産店、売店 | なし |
御朱印 | あり |
Wi-Fi | あり |
喫煙所 | あり |
予約が必要な事項 | |
エアコン完備 | なし |
天候での影響 | あり |
近隣コンビニ | 石清水八幡宮駅付近にあります |
ホームページ | http://iwashimizu.or.jp |
その他 |