石清水八幡宮
いわしみずはちまんぐう
【頼朝公ゆかりの松】 『男山考古録』によると、源頼朝公が49歳のとき、鎌倉から持参した6本の松の苗木を石清水八幡宮に植え、帰路は当地より持ち帰った松を鶴岡八幡宮の境内に植えたといいます。 源頼朝公奉納の伝承を持つ「六本松」の内、唯一の生き残りであった松が昭和22年に落雷により焼失し、現在の「頼朝松」は昭和30年に奉納された2代目です。
【カヤの木】 南総門前の東側に立ち、樹齢700年以上、根周り7m、樹高約20m、樹冠30mのカヤの巨木です。 京都府内のカヤのなかでも有数の巨木といわれ、秋に成熟する果実は石清水祭の神饌として使われており、また茶道・裏千家の初釜式において「蓬莱山飾り」という新春のお飾りにも用いられています。