石清水八幡宮

石清水八幡宮

石清水八幡宮

いわしみずはちまんぐう

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石清水八幡宮の京都府指定文化財

・神像
 【木像神像(4躯)】
   平成3年3月に境内築地内の校倉の中から、古神像8躯が発見されたそうです。
   この倉の奥には、もともと古い釣灯篭の残骸などが積み上げられていましたが、この下から大小20数個の木片がバラバラの状態で見つかり、この木片を組み合わせたところ、いずれも桧材・彩色仕上げで、高さは大きいもので47.5cm、小さいものは約17cm、髪をミズラ(左右に分けた髪を両耳上で束ね垂れ下げた形)に結い、袍(上着)を着て帯を締めた童形の男神像が5躯、唐服をまとった美しいお顔立ちの女神像が2躯、僧侶のお姿のものが1躯、合わせて8躯の神像が現れたそうです。
   どの像にも手足の一部に、かなり早い段階に生じたと見られる欠失が認められましたが、これは神像としての役目を終え、すでに魂を抜かれた状態であることを示すため、人為的に施されたものと推測されているようです。
   発見された古神像8躯のうち、平安時代末から鎌倉中期にかけて製作されたと見られる男神像4躯が、「木造童形神坐像」として平成18年6月に国の重要文化財に指定されました。(他の4躯は京都府指定文化財)

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