
貴布禰総本宮 貴船神社
貴布禰総本宮 貴船神社
きふねそうほんぐうきふねじんじゃ
【本殿】
銅板葺きの一間社流造で透塀に囲われています。
この地は、元々貴船神社が創建されたところで、祭神も本宮と同じく雨や水をつかさどる神「高龗神」です。
しかし、1055年の水害で流されたため、本宮は現在の位置に遷座し、この旧地を奥宮とされています。
【連理の杉】
日吉社の近くにある、二股に分かれた杉の木です。
実はこの木、左側は杉の木ですが右側は楓の木であり、二つの異なる種類の木が和合した非常に珍しいものです。
「連理」とは別々の木が重なって一つになる事を指し、それが転じて夫婦円満のご利益があります。
【御船形石】
奥宮の社殿の左側(西側)に船の形をした石組みが置かれています。
伝承では神武天皇の母である玉依姫神が「黄船」に乗って浪速より淀川・鴨川・貴船川を遡ってこの地に上陸し水神を祀ったと伝えられ、その「黄船」を人目を避けて小石で覆ったのがこの「船形石」であると言われています。
貴船という地名の語源が「黄色い船=きふね」とも言われ、航海する際はこの石を頂いて携帯すれば安全であるとの信仰があります。
【日吉社】
神門をくぐってすぐの左側(西側)に御神木である連理の杉が聳えています。
その根元に鎮座している末社で、御祭神は「大物主命」です。
【吸葛社(すいかずらしゃ)】
船形石の手前側(南側)にある末社で、御祭神は農業と雷の神「味耜高彦根命(あぢすきたかひこね)」です。
御祭神は古くは百太夫だったとされ、この神は傀儡師や遊女らの信仰した芸能の神です。
しかし百太夫が味耜高彦根命になった経緯は解明されていません。
【鈴市社】
奥宮社殿の左側(西側)にある末社で、御祭神は初代天皇であった神武天皇の后の「姫蹈鞴五十鈴媛命(ひめたたらいすずひめ)」です。
【権地】
奥宮の本殿横にある、縄で囲まれたスペースが設けられています。
ここは神社の建て替えをする際に一時的に神体を移す場所のことで、建物がある場合は権殿(ごんでん)、無い場合は権地(ごんち)と呼ばれます。
【桂(御神木)】
根元からいくつもの枝が天に向かって伸び、上のほうで八方に広がっています。
これは、御神気が龍の如く大地から勢いよく立ち昇っている姿に似て、貴船神社の御神徳を象徴するため御神木と敬われています。
神道では体内の気が衰えることを「気枯(けが)れ」といい、古くから参拝者は御神気に触れて、気力の充実することから運気発祥(開運)の信仰がされてきました。
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