
貴布禰総本宮 貴船神社
貴布禰総本宮 貴船神社
きふねそうほんぐうきふねじんじゃ
【本殿】
結社(ゆいのやしろ)には「磐長姫命(いわながひめのみこと)」が祀られています。
古くから縁結びの神、「恋を祈る神」として信仰され、平安時代の女流歌人の和泉式部が切ない心情を歌に託して祈願しました。
昔はススキ等の細長い草を、今は「結び文」を神前に結び付けて祈願する習わしがあり、男女の縁だけでなく、人と人、会社と会社、就職、進学など様々な縁を結んで下さる神様です。
結び文は本宮の授与所で頂けます。
【日本有数の縁結びスポット】
結社(ゆいのやしろ)には縁結びの神、「恋を祈る神」として信仰されている「磐長姫命(いわながひめのみこと)」が祀られています。
また夫婦仲に悩む和泉式部が、御利益を受けて夫婦円満になりました。
そのため貴船神社は縁結びで有名な島根県の出雲大社、石川県の氣多大社などと並ぶ、とても強力な縁結びのパワースポットでもあるので、毎年多くの御縁を求めて人々が参拝しています。
【天乃磐船】
重さ6トンの貴船の山奥から出土した自然石で、市内の造園業を営む久保篤三氏より奉納されたものです。
縁結びの神で知られる結社の御祭神である磐長姫命の御料として納められました。
船は、昔では唯一の交通機関で、人と人、文化と文化の興隆(結ぶ)ということから、縁結びの信仰と関わりがあります。
また、奥宮の「船形石」伝説に見られるように、神様の乗り物として神聖視され、貴船神社と船との関わりは深いです。
【和泉式部歌碑】
貴船神社は、古来、恋を祈る社でもありました。
平安時代の有名な女流歌人の和泉式部は、夫との仲がうまくいかなくなって貴船神社にお参りし、貴船川に飛ぶ蛍を見て、切ない心情を歌に託して祈願しました。
すると、社殿の中から慰めの返歌が聞こえてきて、ほどなく願いがかなえられ、夫婦仲がもとのように円満になりました。
【松尾巌句碑】
「貴船より 奥に人住む 葛の花 」
松尾巌は京都帝大の教授で、大阪女子医専(現関西医大)の理事長を兼任されていました。
俳号は、いはほ。
【桂(御神木)】
樹齢およそ400年の桂の木です。
神道では体内の気が衰える事を「気枯れ」といい、古来貴船神社に参拝する人は皆御神気に触れ、気力の再生・充実することから、運気発祥(開運)の信仰が篤いです。
いくつもの枝が天に向かって伸び、上の方で八方に広がっています。
これは御神気が龍の如く大地から勢いよく立ち昇る姿に似て、貴船神社の御神徳を象徴し、まさに御神木と仰がれる由縁であります。
※結び文は社殿脇の結び所に結びます。
樹木に結ぶと枝が枯れてしまい、結んだ人の「気」も枯れてしまいます。
各交通機関公式ホームページをご確認ください。