平等院
びょうどういん
【十一面観音立像】 現在は非公開の重要文化財である観音堂の本尊として安置されていました。 高さ167.2cmで平安時代に木造、彩色で作られました。 他の多くの十一面観音は後頭部に大笑面がありますが、この十一面観音像の後頭部には無く、天平時代の古様な点も多く、鳳凰堂阿弥陀如来坐像の制作時期より前の過渡的様相をうかがわせます。