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【外付けブラインド】
なんとエコセンには、エアコンのような冷房器具はありません!通年快適に過ごせる建物自体が、ひとつの展示なんだとか。
こちらは一工夫されたブラインド。太陽光が部屋に入ると熱に代わるため、冷房の負担となります。
そのため、外側にブラインドを設置することで、部屋に入る太陽光を減らしているんです(*‘ω‘ *)
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【アースピット】
土の中は通年で18〜22℃と温度が安定しているので、外の空気を地中でゆっくり一周させて館内に流しています。
これによって夏は暖かい外気を少し冷やしてから、冬は冷たい外気を少し暖めてから使うことになり、エアコンなしでも快適に過ごすことができます!
この写真の場所(1階展示室のすみっこ)では、土の中を通ってきた空気と外の空気との違いを体験できます(*^^*)
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【雨水タンク】
京エコロジーセンターのトイレの水や屋上の水やりには、地下ピットに貯められた雨水が使われています。
日本のトイレを流す水は、飲める水道水と同じなんだとか…
水をキレイにするのにも、浄水場などでさまざまな環境負荷がかかっているので、雨水の活用はとってもエコなんです(/・ω・)/
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【太陽光発電とソルエアパネル】
《太陽光発電パネル》
合わせガラスの中に、太陽光発電装置をはさんでいます。外壁を保護する庇(ひさし)の役割も兼ねているそうです!
《ソルエアパネル》
このパネルの中には、低温でも凍りにくい特殊な液体が流れています。この液体を、夏は夜間の放射冷却や自然風で冷やすことで、翌日のために建物のコンクリートを少し冷やしておくことができます。冬は太陽光で温めることで、建物を温めることができます。自然の力を活用して、エアコンなしでも快適に過ごせるんですね!
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【木製サッシュ】
窓枠(サッシュ)は木で出来ています。木は断熱性が高いので、窓枠が結露することはないそうです!
また、木の窓枠は金属の窓枠を作る時よりも、使用するエネルギーが少なく済むんだとか(^^)/
ちなみに、外側の雨のかかる部分には、耐久性の高いアルミニウムの型材が使用されています。
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ここで紹介した以外にも、エネルギーの使用を抑えて快適に過ごすための設備がたくさんあります!
エコ虫がいるポイントにもなっているので、親子で探してみるのもオススメ(^^)/
ご来館の際はマスクの着用、感染症対策にご協力お願い致します。
※緊急事態宣言・まんえん防止等重点措置期間中につきましては公式HPにて休館情報等をご確認下さい。
※一部施設・展示は休止中です。