-
【拝殿〈はいでん〉】
拝殿は入母屋造、妻入で本殿と同じく檜皮葺を施した舞殿形式の建物です。
ここでは4月18日の花鎮祭や、10月21日に斎行される例祭にて、巫女による御神楽「浦安の舞」が奉納されます。
-
【辨財天社〈べんざいてんしゃ〉】
辨財天社には宗像三女伸の一柱である市杵嶋姫命(イチキシマヒメ)が祀られています。水の神であることから神池に鎮座しています。
※「日本書紀」では市杵嶋姫命、「古事記」では市寸島比売命と表記されています。
-
【稲荷社〈いなりしゃ〉】
全国にも沢山お祀りされており、お稲荷さんで親しまれている穀物の育成を司る神様です。母神は黒太夫社御祭神の大山祇神の子、神大市比売で、素戔嗚尊との間に生まれた御子神です。
-
【春日社〈かすがしゃ〉】
春日社では建御雷之男神(タケミカヅチノオノカミ)と天兒屋命(アメノコヤネノミコト)を磐座でお祀りしています。
-
【上の社〈かみのやしろ〉】
上の社では素戔嗚尊(スサノオノミコト)と櫛稲田姫尊(クシイナダヒメノミコト)が夫婦で祀られています。創建は文化10(1813)年と比較的浅くはありますが木々に囲まれとても雰囲気があります。
-
【笑殿社〈わらへどのしゃ〉】
笑殿社では事代主命(コトシロヌシノミコト)と少那毘古名命(スクナヒコナノミコト)が祀られています。
事代主命は大国主神の御子神です。少毘古名神は、大国主神とともに国づくりに関わったとされる神です。
-
【崇神天皇社〈すじんてんのうしゃ〉】
崇神天皇社ではその名の通り崇神天皇が祀られています。
祭神は、崇神天皇により再興されたとの社殿が伝わっています。
-
【大国 恵比須舎】
社殿創建1305年を記念し、伝統工芸信楽の二像がお祀りされています。
七福神の恵比須様がとてもにこやかな顔をされています。お参りする事で幸せを頂けそうです。
-
【黒太夫社(下ノ社)・祖霊社】
黒太夫社は西鳥居から少し離れたところに鎮座しています。
大山祇大神と猿田毘古神が祀られています。
黒太夫社は当地の氏子・祖先神を祀ると伝えられており、そのため、本殿の参拝前に黒太夫社に参拝するのが正しい順番とされています。
祖霊社では歴代神職など出雲大神宮縁者が祀られています。